SAPIX平均点女子 最難関中学を目指す

SAPIXに通う5年生。この学年になって失速。なのに目指すは渋幕。親子でジタバタする日々の記録。

訪問12 広尾学園  学校祭

広尾学園はサピックスのオンライン説明会を2年前に拝聴した際、非常に感銘を受けました。素晴らしい教育方針や充実のカリキュラムに魅力を感じる方は多いのではないかと思います。


学校祭と、後日体験授業(受験生向け)兼説明会&施設見学にも伺いました。
いつも通り個人的なその時その場でそう思った!というだけの感想です。


学校祭は、小石川校と同じようにプレゼンがメインといった感じであまり面白味がありません。なので数少ないエンタメ要素の高そうなお化け屋敷や医サイコースの縁日などに来場者が集まる感じですね。結構並んでいたものは諦めました。
医サイコースの縁日は整理券が取れて楽しみました。
生徒の皆さん知的オーラが滲み出ていて、優しくルールを教えてくださります。
元素を結合させる輪投げなどインテリ要素も入っていて楽しく遊べました。


他には3Dプリンタなど最新の機器を体験させてもらったりするコーナーも興味があったようです。


プレゼンは中学生まではまだ娘も聴いていられるのですが、高学年や理数系のもの、もちろん英語はチンプンカンプン。タイトルの時点で私も何のことやらさっぱりで(汗)。
何だかより複雑で難解でないと評価を得られないのかと感じるほどです。タイトルも、ものすごく長く、日常生活では大人でも(私だから?)聞いたことのない単語が並びます。
具体的には書きませんが同じように感じた方多いのでは??
プレゼンの途中で退出する親子も結構見かけました。
「こんな難しい研究ができてすごいね!」とは思いますが個人的にはあの内容のプレゼンが果たして高校で必要なのか少し疑問でした。娘は学校祭ではもう少し自分たちで自由に企画したアトラクションなどをやりたいと感じたようです。
生徒さんはプレゼンを外部の人の前でも披露することでとても良い練習になるとは思います。


イベントが行なわれているエリアでは説明がないと成り立たないので分かりやすくお話ししてくださるのですが、通常のプレゼンを行なっている教室などではこちらから声をかけない限りはコミュニケーションはほぼありませんでした。
プレゼンを観に教室に入って待っていてもなかなか始まらず、生徒さんは後ろの方で雑談中。聞いてみると今は空き時間だった、そんな感じです。


他校では廊下ですれ違っただけでも挨拶してくれたり、掲示を見ていると声をかけに来てくれるといったことがよくありましたので、差を感じました。インターナショナルな校風なはずですが肌感は恥ずかしがり屋の日本人、でしょうか。
私たちが訪れたタイミングがたまたまそうだったのかもしれませんが小石川校の時もそんな雰囲気だったんですよね。


娘は行く前まで、私が説明会で聞いた情報でこの学校に非常に憧れていて、かなり楽しみにしていましたが「授業っぽい」学校祭に少しテンションが下がっていました。


別の日に伺った体験授業はとても楽しかったようです。ちなみに医サイコースの学生さんが補助をして下さったそうで、学校祭でも優しかった医サイの皆さんの印象がよく、急に興味を持っていました。「なんか医サイは楽しそうな気がする。でも医サイはやっぱり入試大変だよね?」と。
医サイではなくともじゅうぶん大変に決まっていますが(笑)、入学後にも1回コース変更が成績によってはできるみたいよ、と伝えました。
あらゆる進路に志望する権利はあります、本人と親の頑張り次第で。今はまだ算数のデイリーチェックが50点(150点満点)でも・・・😅


子供たちが授業体験中は説明会をしてくださり、何度か聞いていて知っていますが、やはり素晴らしい教育内容です。生徒さんからのコースごとの上手なプレゼンもあり(またしても 笑)、申し分ありません。
ただ学校祭に訪問してから何だかちょっと以前より引っかかるものを感じる自分がいたりします。